GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0


リメイク攻殻を見に、新宿まで行ってきた。

  • 今日が初日
  • 上映館は全国5会場、関東では新宿オンリー
  • 天気晴れ

と、激混み三点セット。
しかし新宿ミラノ1は1000人オーバーの大劇場のため、30分ぐらい前に行けばいいかと踏んでいたのだが・・・


到着時点でほぼ1000人が既に上映待ち。甘かった。

なんやかんやで、なんとか16:15の回で見れることに。
以下簡単に感想

変更に気づいた点

CG関連
  • ヘリなどの上空を飛ぶメカニックがCG化
  • 町の摩天楼がCG化(イノセンス風)
  • 冒頭の屋上からダイブ&暗殺&工学迷彩のシーンがフルCGに
  • 素子の義体生成でのスキャニングCG差し替え(義体自体はセルのまま)
  • 各種コンソール表示CG差し替え
  • 電脳でのMAPCG差し替え
  • オープニングでのスタッフロール(タイプライター風から、CGで流れるように表示されている)
台詞等
  • アフレコ取り直し(明らかにわかったシーンは「生理中なんだ」「素子ーっ」等)
  • 人形使いの声が男性(家弓家正)→女性(榊原良子)に変更され、また台詞も所々女言葉になっている
演出
  • 銃器の音(サブマシンガン、多足戦車ガトリング砲...etc)が、よりリアル?に変更されている。
  • 音響効果が横からの音が明確に聞こえた(6.1ch効果?)
  • エンディングスタッフロールの変更
  • エンディングテーマが新バージョンに(最後のコーラス周りが特に変わっていた)

あまり変わっていなかった部分

  • 多足戦車との戦闘シーン (多足戦車がセルのままだったので特に。)
  • 摩天楼以外の風景(繁華街、水面でのテロリストとの戦闘、等)

感想

  • 人形使いの声変更は作品全体の印象をかなり変えるものであり、素子と人形使いの融合に対する印象が大きく違った。(端的に言うと、寝取られ→百合)
  • 冒頭のダイブや工学迷彩のフルCG化は、前作でも一二を争う印象的なシーンなので、なんか違和感が。
  • 同様にオープニングスタッフロールも前のタイプライター風演出の方がよかった・・・

全体的に満足だったのだが、やはりフルCG部分とセルが違いすぎているため気になってしょうがない。(「イノセンス methods」の黄瀬和哉インタビューだと、この違いも演出として取り入れているらしいが・・・)
このあたりは「スカイ・クロラ」では解消されていると良いな。

補足

今回、同行した友人4人のうち、リメイク前の作品を見たのは1人のみ。
感想を聞いたところ「テーマがよくわからなかった」「なんか変わっていたの?」という感じ。
やはり前作を見ていることが前提で楽しめる作品なんだろうな〜